中国四川省:中学生死亡事件、民衆千人と公安流血衝突

【大紀元日本6月19日】中国人権民主運動情報センターによると、5月13日、四川省広安県九龍鎮の中学生・王強さん(15)は、2人組のならず者に殺害された。加害者の伯父が鎮の派出所所長であるため、加害者らを勾留せずに取り調べもしなかったことに、周辺住民千人以上がその不正に憤り、公安警察と衝突し流血事件へ発展した。今回の衝突で住民10人が負傷した模様。

センターによると、九龍鎮九龍中学校に通う被害者は、長期にわたり鎮内で暴力団行為を繰り返していた楊陽容疑者と楊昌容疑者に殺害されたが、派出所は両容疑者を勾留し取り調べもしなかったことから、数百人の生徒がストライキを行い、周辺の多くの住民と共に、被害者の死体を派出所へ運び、元凶を裁くよう強く求めたという。

5月17日、千人以上の民衆および百人の武装公安と流血衝突が起き、民衆10人は公安に怪我をさせられ、そのうち1人が腕を骨折したという。

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