英国:夏至の日、ストーンヘンジの日の出に、2万人以上集まる
【大紀元日本6月23日】夏至の日にあたる6月22日、英国西南部に位置するソールズベリー平原のストーンヘンジに2万4千人を超える人々が集まり、日の出を見物した。多くの人が朝早くからやって来て日の出を待ったが、残念ながら今年は雲が多く、地平線から昇る太陽は見ることはできなかった。
英国の国家遺産であり、またユネスコの世界遺産でもあるこの直立巨石は、およそ5000年前の新石器時代に建設され1000年以上もの間使用されていたという。当時どのような使い方をされていたのかという記載は残っておらず、太陽崇拝の祭祀場や天文台などのさまざまな説が唱えられているが未だに結論は出されていない。
毎年夏至の日の出には、巨石群の外側のヒールストーンと中央の祭壇石に一直線に朝日があたる。ドルイド教はブリテン人とゴール人が信仰する古代宗教で、ここを使用し儀式を行っていたそうだ。夏至が1年で最も日が長く、地球のエネルギーが最も大きくなるという考えと、冬が過ぎた後の復活を意味すると考えてられていた。
日の出を待ちながら一夜をともにした恋人たちは、感動して抱き合って喜んだ(Scott Barbour/GettyImages)
ドルイド教の衣装を着て、日の出を待つ女性(Scott Barbour/GettyImages)
ドルイド教の衣装を着て、日の出を迎える歌をうたう人々(Scott Barbour/GettyImages)
日の出を待つ人々(Scott Barbour/GettyImages)
あいにくの曇り空だった(Scott Barbour/GettyImages)
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