中国南西部:豪雨で18億元の損失
【大紀元日本6月25日】6月15日から23日にかけて、湖北、重慶、四川、貴州などの地域で1027万4千人が豪雨による洪水、冠水被害を受け、49人が死亡、33人が行方不明、40万3千人が緊急避難をした。
6月15日から、西北地区東部、西南地区東北部、漢水流域および河南中南部、広西東南部、広東東部、福建南部などの地域で大雨が降り、甘粛の局部地区および四川東部、重慶大部、湖北中西部、広西東南の沿岸地域では豪雨となった。激しい雨のため、湖北、重慶、四川、貴州などの一部地域では山崩れや土石流が発生。
統計によれば、今回の災害による農作物の被害面積は54万7千ヘクタール。その中で収穫が見込めない土地面積が62万9千ヘクタール、家屋の倒壊が2万件、損壊した家屋は5万9千件にものぼり、直接的な経済損失は17・9億元(2・35億米ドル)で、その中での農業経済損失は13・3億元(1・74億米ドル)という。
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