中国総領事館と留学生団体は「密接な関係」=中国人学生会元リーダー
【大紀元日本6月27日】昨年5月、豪州政府に政治亡命した中国駐シドニー領事館の政治参事・陳用林氏が、中国在外公館が中国人留学生団体・華人組織を支配・操縦する実態を告白したのに続き、最近では、ニューヨーク大学の中国人学生会が、中国の真相を報道する新唐人テレビ主催の「全世界中国舞踊大会」開催の反対署名を展開したことから、中国在外公館が中国人留学生を背後で操りスパイ工作を図っていることが再び注目されている。ドレクセル大学商学部教授の謝田教授が自らの体験に基づいて証言を行った後、カリフォルニア工科大学の中国人学生会リーダーを歴任した李建中氏は、中国領事館と中国人留学生の組織が「密接な関係」を構築していたことを明らかにした。
李氏は以下のように証言した。
私は1996年に、カリフォルニア工科大学の「華人連誼会」の会長と、華人団体「中華団体工商連合会」の常務理事兼首席学生代表を務めていた。当時、南カリフォルニア州中国人学生会の活動は、私ともう1人のクラスメートが中国総領事館の指令通りに行っていた。そのため、当時のロサンゼルスの華人社会においては、私は「有名人」だった。
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