中国広東省:未払い給与巡るストライキで暴力、農民工十数人死傷

【大紀元日本7月3日】広東省河源市東源県で、水力発電所建設現場で働く約300人の農民工(農民の出稼ぎ労働者)らはこのほど給与が支払われなかったため、ストライキを敢行した。未払いの給与は合わせて500万元(約7000万円)に上るという。ストライキでは、発電所の所有者が暴力団を雇い、農民工に暴力を振舞い、十数人の死傷者が出た。現在、この問題について、双方は損害賠償などについて交渉中だという。

新華ネットの7月1日の報道によると、2005年11月から、農民工らは、東源県藍口鎮の管轄区で、東江上藍口の水力発電所の工事現場で働いてきた。現在、この建設プロジェクタは最終段階に入った。

建設会社の仕入れ担当・劉中成氏によると、このプロジェクタを施工する建設会社は、深セン市邱天・建物有限公司であり、現場で働くのは全部四川省重慶市出身の農民工だという。

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