携帯電話爆発で死亡事故=中国甘粛省

【大紀元日本7月5日】中国北西部の甘粛省蘭州市でこのほど、携帯電話の電池の爆発による死亡事故が発生した。先月中旬頃、アーク溶接作業員(22)が操業中に、ワイシャツの胸ポケットにあった携帯電話が突然に爆発した。その作業員の肋骨が折れ、心臓に刺さったため死亡した。情報によると、事故当日、地元メディアに事故の報告があったが、中国当局は「敏感突発事件」として報道管制を敷いており、二週間を経てやむを得ず事故の情報公開に踏み切ったという。

現地紙「蘭州晨報」7月4日付報道によると、甘粛省蘭州市塔県双城鎮の鉄工場で、作業員の蕭金鵬さんは6月19日正午、アーク溶接作業中に、胸ポケットにあった携帯電話が突然爆発し、蕭さんはその場に倒れ、大量に出血、病院に搬送されたが、死亡した。

病院で検査した結果、携帯電話の爆発威力が非常に強く、死者の肋骨が折れ、心臓に突き刺さったことが直接の死因であるという。警察の現場検証によると、「蕭さんは高温になる作業をしていたため、ポケットの携帯電話の電池は高い温度に反応し、爆発が起こった」という。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。