太陽系外の巨大惑星に「水の兆候」=天文学者

天文学者らは11日、地球から60光年離れた巨大惑星の大気中に「これまでで最も確かな」太陽系外での水の証拠を発見したと明らかにした。科学誌「ネイチャー」とニュースリリースで発表した。

この惑星「HD 189733b」自体に生命が存在する可能性は低いものの、別の太陽系での生命探索を後押しするものだとしている。 

研究を指揮した欧州宇宙機関(ESA)の研究員、ジョバンナ・チネッティ氏は「何兆マイルも離れた惑星で明確な水の兆候を確認できたことに興奮している」と述べた。

「HD 189733b」は別名「熱い木星」と呼ばれ、木星と同様ガス惑星だがはるかに高温だという。

1光年は光が1年間に達する距離で、約10兆キロに相当。

[ロンドン 11日 ロイター]
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