中国、北京五輪期間中食品安全を保証、国際社会の圧力か
【大紀元日本7月13日】食品安全問題で悩まされている中国政府当局は、2008年開催される北京五輪期間中に食品の安全性を確保するため、より厳密な食品品質監督体制を設けたという。中国政府が公の場で北京五輪期間中における食品の安全性を保証することから見れば、中国当局は国際社会から強い圧力を受けているに違いないと専門家が指摘した。米VOAが報じた。
中国国家工商総局消費者保障局の孫文序・副局長は、7月10日に北京で開かれた記者会見において、2008年北京五輪期間中に食品の衛生性と安全性を確保するため、関連部門は十種類、約345品目食品に関して安全技術規定を制定し、食品安全管理監督システム及び遡って検索できるデータベースを作り、さらに食品の生産、加工、包装及び保存の各段階において全方面の管理監督を実施する、と示した。
中国国内報道によると、2008年北京五輪期間中、各国の選手、政府関係者及び報道機関関係者に供給する果物と野菜が約330トンで、海鮮食品が82トン、各種肉類食品が131トン、チーズが21トン、牛乳が2万ガロン、各飲料品は300万ボルトが必要だ、と試算されているという。
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