米ミネソタ州橋崩落、欠陥橋と事前警告あり
【大紀元日本8月4日】米ミネソタ州ミネアポリス北東部にある高速道路の橋は8月1日に突然崩落し、死者5人、行方不明者8人、負傷者79人の惨事になった。1990年代に、専門家らはすでにこれらの橋の安全性に対して警告する報告が出ていることから、民衆が驚愕と悲しみから憤怒と非難に一変した。
AFP通信によると、米土木エンジニアリング学会は2年前にまとめた欠陥橋調査報告書では、2000年から2003年の間に全米における60万本近い橋の内、3割弱の橋は構造に欠陥あり、または機能的に問題があると指摘し警告した。
同州の「スター・トリビューン(Star Tribune)」紙によると、崩落したI35高速道路の橋は以前から問題が深刻で、政府関係者らは金属疲労による亀裂が生じないようにねじで補強器具の鉄板を固定しようとしたが、政府関係者は、ねじは橋の構造を弱めることから、この決定を中止した。しかし、検査活動は関係ない路面補修工事によって延期されたという。
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