上海協力機構(SCO)首脳会議、中国側エネルギー確保重視

【大紀元日本8月19日】中国、ロシア、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタンからなる上海協力機構(SCO)は8月16日、キルギス首都のビシケクで開かれた首脳会議を終えた。胡錦濤・中国国家主席は同日、プーチン・ロシア大統領と会談し、米国に対して中央アジア地域への影響力拡大を制止することに意見が一致した。

このほど、中国の有毒食品および製品安全性問題で、国際社会からの非難が相次いだ。それと同時に北京五輪へのボイコット運動も国際社会間で広まり、中国大陸内部における共産党関連組織の脱退運動も高まっており、中国当局がロシアに対して国際外交を求め、エネルギーなどの方面から状況突破するための新たな道を探っている。そうした中国当局の動きに対して、国際社会の強い関心が寄せられている。

*中央アジアでの米影響力拡大を懸念

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