豚肉価格の高騰に驚愕する政府 価格の回復にあと半年

【大紀元日本8月25日】中国豚肉価格の上昇に中央政府は驚愕している。中国国務院は緊急通知を発出し、各地が、市場における供給を保証して副食品価格の安定を守ることを要求するとともに、豚肉等主要副食品の品切れ・品不足について、当地政府の主要責任者の責任を求めるとした。

しかし、専門家の分析によると、9月における豚肉価格は高値を維持し、10月以後、高温の期間が終了するのにしたがい、市場供給が次第に回復し、豚肉、卵の価格が下落する趨勢が現れてくる。現在、豚の数量が大幅減少しており、また、新たに養育している豚が成長するのに3~5か月かかることから、高値は来年の旧正月まで持続するという。

国家統計局が広州、天津、北京、上海、重慶、武漢、南京、瀋陽、西安、ハルビン等の主要都市で実施した調査によると、これらの地区における豚肉価格は、20年来の最高値となっている。

関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。