世界気象機関(WMO):今年1月と4月、世界観測史上初の最温暖気候

【大紀元日本8月25日】気象観測業務の国際的な標準化と調整を主な業務とする世界気象機関(WMO)によると、今年1月および4月が世界観測史上初の最温暖の2ヶ月だったという。この発表は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)チームの温暖化研究報告と一致している。

今年の夏、南アジアで発生した暴雨および洪水は500人以上の死者をもたらし、1千万人以上が家を失い、農耕地、家畜など巨大な損失をもたらした。政府関係者および救援団体によると、インド、ネパールおよびバングラディシュでは、約3千万人が公共衛生の面において脅威に直面しているという。

一方、世界気象機関は、南アジアの暴雨は今年に入ってから発生した多くの異常気象の一つに過ぎないとした。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)チームによると、人類活動における二酸化炭素とその他の熱エネルギーを凝集する気体が地球温暖化の主要原因であることは、ほぼ間違いないと断定できるという。

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