中国の自殺者=世界最多の年間28・7万人、自殺の4割は経済困窮によるもの
【大紀元日本9月11日】中国ではあまり知られていないが、今年9月10日は、第五回目の「国際自殺予防日」となる。この特別な日は中国人に深く関っている。
中国では自殺者が世界で最多。毎年、世界中で100万人が自殺しているが、そのうちの四分の一強は中国人である。
今年初め、北京心理危機研究予防センターは研究レポート「わが国の自殺状況とその対策」を発表した。このレポートのデータによると 自殺は全人口死亡要因の第五位、15~34歳の死亡要因第一位である。年間28・7万の中国人が自殺により死亡、200万人が自殺未遂で、自殺未遂による後遺症は巨大な経済的な負担を招いている。家族や親友の自殺によって心理的なダメージを受けた人は170万人で、16・2万人の子供は父親か母親を失う。このような心理的なダメージの影響は十数年、さらに人生の後半まで続くと専門家は指摘している。
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