中国江蘇省:高さ1キロの黒い水竜巻

【大紀元日本9月16日】中国江蘇省江蘇高郵高市西部にある郵高湖で6日夕方、竜巻によって湖面に高さ1kmの黒い水柱が上がった。この「龍吸水」と呼ばれる水竜巻の現象は10分後消失と同時に大雨を降らせた。

地元紙「揚子晩報」によればこの水柱は6日の午後5時45分ごろに現れ、多くの市民がこの珍しい現象を目撃したと伝えている。龍吸水は発生前後の気候変化が激しく、目撃した市民たちは壮観なシーンと思ったと同時に恐怖も感じたという。

龍吸水に間近で遭遇した黄さんは当日午後4時ごろ知人とともに6人で小舟に乗り込み湖上で風景を撮影していた。風も穏やかで日もうららかであったので湖面にも波はなく静かだったが同5時半ごろ突然強い風が吹き始め、空がまっ黒な雲で覆われ、続いて雨が降り出した。この時、湖西北から2本の水の帯が現れたと話している。

郵高市気象局によれば、湖上で発生した竜巻によって水が吸い上げられ水竜巻(黑龍、龍吸水)が形成されたということだ。この黒い色は湖底の泥砂が一緒に吸い上げられるためとのこと。

(翻訳・坂本)
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。