中国江蘇省:高さ1キロの黒い水竜巻
【大紀元日本9月16日】中国江蘇省江蘇高郵高市西部にある郵高湖で6日夕方、竜巻によって湖面に高さ1kmの黒い水柱が上がった。この「龍吸水」と呼ばれる水竜巻の現象は10分後消失と同時に大雨を降らせた。
地元紙「揚子晩報」によればこの水柱は6日の午後5時45分ごろに現れ、多くの市民がこの珍しい現象を目撃したと伝えている。龍吸水は発生前後の気候変化が激しく、目撃した市民たちは壮観なシーンと思ったと同時に恐怖も感じたという。
龍吸水に間近で遭遇した黄さんは当日午後4時ごろ知人とともに6人で小舟に乗り込み湖上で風景を撮影していた。風も穏やかで日もうららかであったので湖面にも波はなく静かだったが同5時半ごろ突然強い風が吹き始め、空がまっ黒な雲で覆われ、続いて雨が降り出した。この時、湖西北から2本の水の帯が現れたと話している。
郵高市気象局によれば、湖上で発生した竜巻によって水が吸い上げられ水竜巻(黑龍、龍吸水)が形成されたということだ。この黒い色は湖底の泥砂が一緒に吸い上げられるためとのこと。
(翻訳・坂本)
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