中国製ブレスレットで男児中毒、20万個のリコール=米国

【大紀元日本9月26日】中国製ブレスレットの販売収益100万米ドル(1億円以上)をマサチューセッツ総合病院へ寄付したボストンがん慈善団体「フレンズ・オフ・メル・ファンデーション(Friends of Mel Foundation、以下、FMF) 」は9月21日、販売したブレスレットが基準値以上の鉛を含有していたことから、過去2年間にさかのぼり、20万個の回収を発表した。

米「ボストン・グローバル(Boston Global)」紙によると、FMFは今月、9歳男児が同ブレスレットに含有する重金属・鉛を摂取したため、中毒症状が現れたという通報を電子メールで受け、「マサチューセッツ・マテリアルズ・リサーチ(以下、MMR)」という実験機関へ調査を委託し、ブレスレットの分析を行ったという。

MMR社によると、ブレスレットについているビーズは重金属の鉛を含んでいないが、ビーズを繋ぐ銀色のリンクが高含量の鉛を有するという。FMFスポークスマンのジャッキー・ハスコビッツ氏によると、カラーのビーズは中国およびトルコから輸入したが、銀色のリンクはすべて中国製。

▶ 続きを読む
関連記事
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
白タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した