中共の腐敗知る中国人記者が脱党
【大紀元日本10月14日】脱党の道を選んだある中国人記者の話によると、中国で報道機関関係者には、自由と尊厳が全くない。中国共産党の都合に合わせてニュースを作ることしかできないという。取材最前線にいた当該の記者は、より一層中国共産党の裏と腐敗がわかっているようだ。
国際ラジオ「希望の声」によると、当該の記者は、中国共産党の腐敗を悪性腫瘍に例えた。中国の民衆が自由と新生を手に入れたいなら、この悪性腫瘍を切除するしかない。彼は、大紀元ウェブサイトで脱党を宣言。これまで中国共産党に協力して、多くのニュースをねつ造し、人々を騙した罪を少しでも償うために脱党の道を選んだという。
【録音】中国のニュースはほとんど作り話、つまり真実を報道することはあり得ない、共産党にとって都合のいいニュースしか報道が許されない。例えば、私はある地方の行政職員に取材したことがある。共産党の官員は大抵同じく、国民を騙して、お金を集める。訴えられたら、上層部に賄賂を贈り、勤務地を換えて、まだ同じことを繰り返す。いわゆる悪性腫瘍のように、どうしようもない。
この記者は、現在の中国共産党はすでに末端まで全面的に腐敗していると指摘し、特に利益に深く関わっている党組織の下層部、役人同士がかばい合って、自分の利益のため、着服、賄賂、汚職など悪事を尽くし、まったく恥知らずになった。
【録音】例えば、あなた官員に何か不平不満があった場合、我慢しましょう。大げさにしてはいけない、上層部に陳情しに行っても、ほとんど無意味である。なぜかというと、上層部は解決策を下しても、具体的に執行するのはまた地方の官員に当たる。この官員たちは執行しない限り、どうしょうもない、腐敗は悪性腫瘍のようにもう体の至るところに転移して、直らない。
近年、経済が急速に発展しているとともに、土地の需要量も増え続け、権力と金銭の汚いやり取りによって、農民は土地を奪われ、農業ができなくなり、生活ができなくなる。それだけではなく、生活できなくなった農民は陳情や反抗する時、地方官員と裏社会や悪徳商人は手を組んで、警察とヤクザは一体となって、残虐な鎮圧を行う、このような事件は全国に広がっている。
【録音】僕の故郷はまた農民の耕地を徴収したそうだ。学校を建てる名目で、しかし、賠償金はまったくなかった。人々は訴えるところはない、政府も裁判所も警察も皆、中国共産党のもので、中国の国民は心から共産党を恨んでいるが、何もできない、この国にいる限り、不平不満を我慢するしかない、外国にいるなら、国民の権利が守られているが。中国にいる限り、平等や、人権など、夢みたいな話ですね。
今まで、脱党と宣言した中国人は2600万を超えた。人々は目が覚めて、一刻も早く脱党を宣言すれば、共産党という悪性腫瘍をきっと切除できる。その時こそ、中国の人々は本当の自由と幸せを迎えるのである