米マラソン実力選手 北京五輪の選抜試合に倒れ死亡
【大紀元日本11月4日】米マラソンの有力選手ライアン・シェイは3日、ニューヨークシティー・マラソンの前日に行われた五輪米選考会で、シェイ(28)がレース中に呼吸困難で倒れ、救急病院へ運ばれ、運搬先の病院で死亡した。結果、優勝したライアン・ホールと、デーサン・リッツェンハイン、ブライアン・セルの上位3人が北京五輪代表に選ばれた。
米選考会は中央公園で全長42・195キロの選抜試合を行い、シェイはスタート後、8キロ付近のマンハッタン東75街道で突然倒れた。呼吸不良での死亡が確認されたが、4日、司法解剖が行われるという。
アリゾナ州出身のシェイは全米大学連盟のオールスターの選手として、2005年にボストンとニューヨークの競技で上位20名に選ばれた。来年の北京五輪でマラソン競技の資格を得る実力者だった。この事件により大会は、参加している3万7千人の選手の健康管理の問題に注意することとなった。
(翻訳/編集・林文彦)
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