幼稚園を夜間売春場所に=上海
【大紀元日本11月11日】上海普陀区のある幼稚園の守衛が夜間の退屈しのぎに、あろうことか立場を利用し、守衛室に売春婦を招き入れ、さらに同郷人を紹介し園内の教室で醜悪な取引を行っていた。
上海新民晩報の報道によれば、今年夏のある晩、ある共同防衛隊員が仕事を終えた帰宅途中、居住区にあるこの幼稚園の入口にさしかかった時、偶然この楊という守衛が女性を連れて園内に入っていったところを見つけ不審に思い通報したものである。
9月27日晩、警察はこの幼稚園を調べ、建物の中の楊と女性の違法行為と、同時に別の男性を発見。緊張した表情や挙動が疑わしいためこの三人を派出所に連行し取り調べを行ったところ、夜の園内での売春行為が明らかになった。
報道によれば、犯人の楊(56歳)は1999年上海に単身でやって来て、この幼稚園の守衛という仕事に就いた。昼間仕事をし、夜間は夜警をする。小さな守衛室が自分の住む場所のない楊にとっての生活場所だった。この仕事について十年近く、一人で生活する楊は人一倍寂しさを感じていたようだ。
今年7月、楊は幼稚園の近くにある露天広場で暇をつぶしていた時、売春婦の銭麗と知り合い、夜勤の誰もいない時を利用し買春行為を行った。その後銭の「なじみの客」になった楊は幼稚園を二人の売春業の場所にし、同郷人を紹介して園内の教室で取引していたというもの。
先日、楊は上海普陀区検察院に紹介売春罪で逮捕されている。
(翻訳・坂本)
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