中国広東省:食費の暴騰に抗議、従業員数千人と警察衝突

【大紀元日本12月1日】広東省東莞市厚街鎮愛高電子工場の従業員ら数千人は11月27日、工場側が勝手に食費を大幅に引き上げたことに抗議しストライキを行った。これに対して、千人近い警官と警察犬数十匹が動員され従業員らと衝突、警察犬は従業員を襲い、警官が警棒で従業員を殴打したため、何人もの従業員が連行された。

従業員によると、ストライキは28日まで続いたという。盾およびヘルメットで完全装備した警官数百人が工場周辺の通路を塞ぎ、ストライキを行った従業員を工場に強制的に押し戻したと訴えた。さらにグループに分けて、工場の各フロアに進駐し、棍棒を使い従業員の頭部を叩くなどして、従業員に労働を強いた上、従業員十数人を連行したと明かした。

従業員の沈さんは、「警察は悪者同様だ。女性従業員も警官らに警棒で殴られ、足げりされ、顔中血だらけになった人もいれば、殴られて床に倒れて動けなくなった女性もいた」と語った。

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