メルケル独首相、中国の圧力に屈さず「誰と会見するかは自分で決める」

【大紀元日本12月5日】ダライラマと会見したことが中国当局の不満を引き起こしたことに対して、独メルケル首相は12月2日、放送局の取材で、「誰と面会するかは自分で決める」と改めて中国当局の干渉は受けない強固な姿勢を示した。

メルケル首相は「ドイツ政府は中国の統一を支持することは疑う余地もない。しかし、ダライラマは文化の独立を訴えている……これは決して中国とは関連しないのだ」と語り、ドイツは中国と良好な関係を保ちたいが、友好国家間において、異なる見解の存在は許されるはずだと強調した。

実際、中国の温家宝・首相は11月28日に、ベルリン側とダライラマとの会見は誤りだと認めれば、独・中は友好関係の継続はできると示した。これに対して、首相は、「私は会見すべき人と会見した」と語った。

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