中国:世界人権の日 海外メディア取材を妨害

【大紀元日本12月14日】世界人権の日にあたる12月10日、北京は初雪を迎えた。北京国家信訪局(陳情者を受付する国家機関)入口には、多くの陳情者が集った。こうした動きを取材しようとする外国メディアが多数あるため、当局は大量の警察を出動させ、周囲に警戒網を張り、記者の取材を阻止しようとした。

この日の朝、AP通信、香港、イギリス、AFP通信とドイツなどの各国記者が、北京国家信訪局の取材に訪れたが、現場の警察に追い払われた。現場で写真を撮っていた北京市民も尋問され、カメラで撮影した写真をすべて削除させられた。

現場に現れた河南省から陳情のために上京した民営学校の教師代表ら約100人が、地元から追いかけて来た警察に連行された。地方出る前に連行され、北京にこられなかった教師らもいるという。

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