白夜とフィヨルドの国:ノルウェー
【大紀元日本1月17日】
ノルウェーの北部では緯度の関係で、毎年6月から7月に白夜(夜中でも太陽が沈まないこと)を観察することができる。マーロゲイ島ノールカップでは80日間も白夜が続くが、逆に冬は2ヶ月間も太陽が出ない。また、冬場には美しいオーロラを観測することができる。
首都オスロ~ベルゲン間を結ぶ全長493kmのベルゲン線は1909年に建設され、途中200ヶ所のトンネルと300ヶ所の橋梁を超える。列車が山を登るに従い気温は低くなり、森は深く雪も多くなる。列車は厚く積もった雪の中、美しい霧氷や樹氷に覆われた銀世界を進んで行く。
ソグネ・フィヨルド
ノルウェーのソグネ・フィヨルドは世界で最も長く深いフィヨルドの一つで、全長205km、最深1309m。両岸には山々が幾重にも重なり、変化に富んでいる。岩肌を流れる雪解け水は滝となり、豪快にフィヨルドに流れ落ちてゆく。その落差は数百メートルもある。
雪解け水が豪快に流れるフィヨルド(写真=clipart.com)
雪解け水が豪快に流れるフィヨルド(写真=clipart.com)
フィヨルドの水は澄みわたり、さざ波が立つ。辺りは音もなく静まりかえり、山羊が水辺で草を食べている。
フィヨルドのそばで草を食む山羊たち(写真=clipart.com)
首都オスロは毎年の積雪期間が120日、郊外にはクロスカントリーや2200kmのコースがある。シーズンになると多くのスキーヤーが押し寄せ、国際的な大会も開催される。
クロスカントリー競技に参加したスキーヤーたち(写真=AFP)
美しい雪山を滑るスキーヤー(写真=AFP)
(翻訳・坂本)
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