台湾の若き新星、女流名人戦のタイトル奪取!

【大紀元日本2月23日】台湾出身の美少女碁士・謝依旻三段(18)が20日、東京で女流名人タイトルホルダー・加藤啓子五段に二連勝し、第二十期の名人位を獲得した。これは、謝さんが昨年17歳11か月で女流本因坊を獲得してからに続く快挙で、既に二冠を達成し、グランドスラムも夢でなくなってきた。

女流名人戦への挑戦

謝依旻は20日、東京の日本棋院で行なわれた第20期女流名人戦で白石の後手番を持ち、午後7時11分頃に296手で加藤啓子五段(29)を破り、女流名人位を獲得した。

20日の対局では、謝三段が序盤に優勢を占めたものの、中盤に失着して劣勢に陥った。しかし、ここから持前の二枚腰を発揮し終盤に逆転し、見事勝利をものにした。

黒のタンクトップに赤いミニスカートの謝三段は、既に日本の正座には慣れた様子で、対局後には「今後、碁盤に集中する」と内心を明かした。

謝三段は今年の1月に初めて敗者から復活して、小林泉美六段に戦勝、女流名人戦への挑戦権を獲得した。

女流名人戦は三番勝負で、先に二勝した方がタイトルを獲得する。謝三段は、既に13日に先に第1戦を勝利して、20日の第2戦でも連勝して女流名人位を奪取、同時に510万円の賞金も獲得した。

3年連続のタイトル奪取、目標はグランドスラム

謝依旻の恩師である黃孟正氏によると、対局中の126手と128手で着手が悪く劣勢になったが、202手が好手でもりかえした。

台湾の苗栗市出身の謝依旻は、5歳から囲碁を学びはじめ、2002年に来日、現在は三段だ。昨年通算で40勝して、最多勝利のプロ女流棋士に輝いた。

謝依旻は、2006年12月に女流最強位のタイトルを始めて獲得、2007年には女流本因坊を獲得して、目下二冠を手中にして、女流プロの四大タイトル制覇が視野に入ってきた。

謝依旻の父親・謝瑞彬さんは、苗栗の実家から娘に声援を送り、その戦況に一喜一憂の毎日だ。「グランドスラムが娘の希望なんでしょうが、その前にまだ獲っていない女流棋聖位の予選に勝たないと…」とハラハラしながら見守っている。

 

(翻訳=太源)
関連記事
新型コロナウイルスCOVID-19の変異は消える気配がなく、人々は自然で安全かつ持続可能なウイルス対策が必要です。最新の研究によると、柳の樹皮エキスが以前に発見されていなかった広範囲の抗ウイルス活性を示しています。 フィンランドの科学者チームによるこの研究では、柳の樹皮エキスが、不活化されたコロナウイルスSARS-CoV-2、HCoV-OC43、および腸病毒に非常に効果的であることがわかりました。
中国四大奇書の一つ『水滸伝』は、 14世紀に施耐庵が著したものです。冒険、疫病、英雄伝、ならず者の世界などの民話の集大成で、宗代に実在した盗賊の一味から題材を得ています。
肉体が亡くなっても、魂は存続し続けるでしょうか? このような素朴な疑問を抱く人は少なくないでしょう。古代から、異なる民族に異なる伝説が存在しますが、そのほとんどは魂の存在を認めています。
研究者は、ワクチン接種を受けた人々がCOVID-19に感染するリスクが高いことを発見した。
昔々、森の中に一匹のトラが暮らしていました。年を取り、もう自分で獲物を捕ることもできませんでした。ある日、トラは、湖のほとりで金の腕輪を見つけました。