【草木染めの植物】桜(サクラ)
【大紀元日本3月23日】バラ科に属する桜は落葉高木で、山桜に対し園芸種は里桜と総称され、多くの花が知られています。河津桜は伊豆河津町で発見されました。大島桜と緋寒桜の自然交配種とみられ、2月早々から開花します。1月末に沖縄の緋寒桜が日本一早い開花となり、3月末からは染井吉野を始めとして、南から北へ、様々な桜のお花見で日本中が賑わいます。そして、西洋実ザクラからは、サクランボが採れます。
生薬の桜皮は6-7月に野生しているサクラの内皮を乾燥したもので、鎮咳去痰の作用があります。用量は一日3-5gです。風邪の季節には大活躍です。おでき、湿疹には皮の煎液を外用で使い、桜葉は浴料としてあせも等に有効とされます。また春になると、塩漬けされた桜葉独特の香りのよい桜餅が店頭を飾ります。花の塩漬けは桜茶、桜ご飯などに用いられます。
染色には緑葉、樹皮で赤茶、桜鼠色を染めますが、花が咲く前の小枝を熟成させ、美しい桜色を染め上げる工房の作品は人気をよんでいます。
(文・ハナビシソウ)
関連記事
日本でも人気の中華料理・刀削面はもともと山西省の一般家庭の主食でした。太くもちもちの面にパンチの効いたつけ汁を絡めて食べるのも最高ですが、料理人の手慣れた包丁さばきを鑑賞することもこの料理ならではの醍醐味と言えるでしょう。実は刀削面の調理法は歴史と深い関わりがあり、知られざる誕生秘話がそこにはあります。
ほうれん草は栄養満点のスーパーフード。目の健康や心臓病予防、がん対策、さらにはダイエットや肌のアンチエイジングにも効果が期待できます!食卓に取り入れて、健康的な毎日を目指しませんか?
中国には、「一日の始まりに必要な7つのものがあり、それは、薪、米、油、塩、たれ、酢、お茶である」ということわざがあります。お茶は中国の文化の一部としてなくてはならないもので、客人にふるまったり、食後にたしなんだり、その長い歴史の中で育まれてきました。
世界中の美しいカフェ10選を巡る旅へ。歴史と芸術、文化が交錯する特別な空間で、至福の一杯を味わいませんか?
吉祥寺マルイにて、台湾が誇る漢方食材や東洋の叡智を感じられる商品を販売します。さらに、台湾ならではの味を楽しめ […]