【人権聖火リレー】台湾入り、中国共産党の人権侵害を非難

【大紀元日本6月3日】34カ国をリレーした人権聖火は6月1日午後5時に台湾の台北市で引継がれ、歴史的な時が刻まれた。人権聖火を持ちリレーするグループは総統府を出発して、台北繁華街の東区を経由し、多くの人々の注目を浴びた。人々は、聖火リレーを通じて、北京五輪の裏にある血まみれの迫害を知り、それを直ちに停止させる訴えを理解した。人権聖火リレーはこれから2週間で、台湾の北から南まで23の県・市をリレーする予定だ。

人権聖火リレーは法輪功迫害真相調査団(CIPFG)が世界各地で発起した。6月1日午後4時、1988年ソウル五輪で女子200メートル平泳ぎ銀メダリスト、中国ファイブ・ゴールデン・フラワーと呼ばれた黄暁敏(ファン・シャオ・ミン)さんが、人権聖火アジア大使として台湾国内の300人あまりを率い、聖火と共に出発した。

一方、台北市政府前で、人権聖火を迎えるイベントも同時に開催された。CIPFGアジア分団団長で、台湾立法委員の頼清徳氏が、「我々の手を通じて、人権聖火が台湾で順調にリレーされ、台湾民衆が、中国共産党政権は五輪を開催する資格はないことをよく理解して欲しい。五輪は自由、民主、人権を代表しており、人権を踏みにじる中共政権の下で開催するわけにはいかない」と懇切に語った。

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