提灯で「釈迦誕生節」を祝う=韓国・曹渓寺

【大紀元日本6月7日】旧暦の4月8日は佛教の創始者釈迦牟尼の誕生日と言われ、その日にあたる5月12日、韓国ソウルの曹渓寺では、信徒たちが集まって記念の儀式が厳かに行われた。韓国では、この日は「釈迦誕生節」または「浴佛節」と呼ばれている。

釈迦の誕生を記念する儀式は、中国の東漢時代には寺院で行われただけであったが、魏晋南北朝時代になって民間に広まった。そして、佛教が中国から韓国に伝えられた後、韓国では、その日になると、信徒たちが寺院で厳かな儀式を行い、提灯を飾って釈迦牟尼の誕生を記念するようになった。

写真は、佛教信徒たちがソウルの曹渓寺で行った「浴佛節」の儀式の模様。(いずれも、Getty Imagesから)

関連記事
中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団は20日に来日。待望の2025年神韻世界巡回ツアーが23日に日本の名古屋で開幕する。
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。