獄中作家委員会・張裕氏、都内で講演

【大紀元日本6月24日】国際ペンクラブのメンバーで、「独立中文筆会」獄中作家委員会の編集長・張裕氏(56)が、アムネスティー・インターナショナル・ジャパンの招きでスェーデン・オスロより来日し、21日午後、都内西新宿の関交協ビルで「守られない五輪の約束~弾圧される中国人ジャーナリストたち」というテーマで講演を行った。張裕氏は講演会で、中国大陸におけるサイバー警察の検閲の実態と、民主派ジャーナリストが受ける厳しい弾圧について語った。

ロンドンを本拠地とする国際ペンクラブは、作家・文筆家の表現の自由を確立し、国境を超えた相互理解と連帯を図るために組織された国際的な団体で、世界104の国々に145のセンターを有する。「独立中文筆会」は、党中央が6・4天安門の報道内容に関して指示した内容を電子メールで米国に送信したとして投獄された師濤氏や、エイズの告発で投獄された胡佳氏、また法輪功などの弁護で知られる人権派弁護士の高智晟氏などを、海外から文筆と言論、法的な措置で人権面から保護し支援するネット論壇だ。

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