【北京コレクション】(8)老舗が軒を並べる街・前門①
【大紀元日本7月2日】明・清時代の皇帝の住まいであった紫禁城(今は故宮博物院)の南に広大な天安門広場が広がり、その南にかつては門前町であった庶民の街・前門が広がります。そこには、さまざまな業種の老舗が軒を連ねていたのですが、2006年夏に訪れたときには、区画整理のため最も賑やかだった「大柵欄」とその周辺の胡同を含め、大規模な取り壊しが行われているところでした。
その一帯は、清末から中華民国にかけての雰囲気を再現したレトロな街に生まれ変わる(予定ではすでに生まれ変わっているはず)とのことですが、それはあくまでも観光客向けの街でしかなく、一旦取り壊されてしまった、かつての庶民の生活の匂いがぷんぷんしていた胡同が再現されることはないでしょう。
ここに紹介する写真は、取り壊される前の2003年夏に撮影されたものです。
関連記事
スマホの長時間使用は、視力低下、聴力障害、心血管リスク、姿勢異常、生殖機能低下、メンタル不調まで関係します。専門家が指摘する6大リスクと減らし方を紹介。
客室乗務員が勧める搭乗前の9つのマナー。髪を洗う理由から服装・香水・裸足NGまで、機内を快適に過ごすための意外なコツを紹介します。
果物や野菜がすぐ傷む原因は、熟成を促すガス「エチレン」。その働きを理解すれば、熟成を早めることも遅らせることも可能です。食材を長持ちさせる保存ガイド。
がんは「どこにできたか」より「どんな遺伝子異常か」で治療が変わる時代へ。がん種横断治療の考え方と代表マーカー、限界点を整理します。
人工甘味料飲料も糖質飲料も、脂肪肝の発症リスクを高める可能性があることがヨーロッパの大規模研究で判明。毎日の飲み物の選択が肝臓の将来を左右します