北京外交部に100人直訴者が陳情、国際メディア注目

【大紀元日本12月14日】12月10日「世界人権宣言」の60周年記念日に、北京外交部(外務省にあたる)前に全国各地から約百人の直訴者らが集まり、外交部に対して請願書を提出しようとした。実際には、請願書の提出は出来なかったが、現場には十数人の外国メディア記者が取材に駆けつけた。

「権利主張北京民衆が外交部への手紙」を外交部へ提出しようとした代表たちは、山東省、天津市、黒龍江省、河北省などから集まった直訴者たち。外国メディアが駆けつけた現場では、直訴者が跪いて記者たちに泣きながら自らの不当扱いを訴えた。

直訴者の李さんは「200人以上が外交部を訪ねたが、一部の直訴者は門のところで、メディアに陳情書を見せたりしたが、40~50人の警察と十数台の警察の車両が現場に到着してから直訴者は80~90人くらいが連行された。恐らく、馬家楼へ連行されたと思われる。地元以外のメディア記者は約20人がいて、英国BBCもいた」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。