H5N1型鳥インフル感染、新疆ウイグルで女性死亡
【大紀元日本1月26日】中国で、今年に入って4人目の鳥インフルエンザ感染による死亡例が確認された。
新疆ウイグル自治区衛生庁24日の報告によると、死亡したのは首府ウルムチ市頭屯河区に住む31歳の女性で、今月10日に発病し、病状が悪化したため入院したが23日午前4時40分、死亡したという。
同自治区疾病予防センターが22日木曜に、患者からサンプルを採取し検査を行った結果、H5N1型鳥インフルエンザウィルスの陽性反応が出た。同センターは24日に再検査後、正式に診断を発表したとのことだ。
衛生部の報告では流行病学の調査により、患者が発病前に生体を取引している家禽市場にいたことが明らかになったとあるが、詳細な情報は伝えられていない。
今週末25日は中国の新年で、家禽の需要が大幅に増加する。この最新の病例報告は人々が、鳥インフルエンザがヒト間で伝染するのではないかという不安を膨らませるものであることは間違いないだろう。
先日、北京、山東省、湖南省の鳥インフル患者がこの世を去った。当局はこれらの地方にはウィルスの流行は起きていないと伝えている。
データによると2003年以来、中国では鳥インフル感染により24人が死亡。世界中では約250人の死者が確認されているという。
(翻訳・坂本)
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