懸念される旧正月休暇中の鳥インフル蔓延=中国

【大紀元日本1月31日】旧正月休暇、中国大陸では依然として人のインフルエンザ感染が発生している。データによると、今年に入って7件の病例が確認され、うち5人は死亡したと伝えられている。専門家は、新春の省をまたぐ人々の大移動に伴う鳥インフルエンザ蔓延の恐れは取り除くことが出来ないと述べている。

香港中通社によると、現在もっとも新しい感染例は貴州省の男性患者で、緊急治療を経て今は流動食を摂ることができる状態まで回復しているという。また患者が発病前に接触した125人には今のところ問題がある症状は見られないと伝えられた。これより前に感染していた山西省の2歳の幼児も病状は安定しているという。

今年中国大陸では、現在までにヒトが鳥インフルエンザに感染した例が7例発生しており、各地域は北京、山西省、山東省、湖南省、新疆自治区、貴州省、広西自治区の7つの省市及び自治区である。このうち5人が死亡している。中国疾病予防センターデータによると2005年以来中国で発生・確認されている人の鳥インフルエンザ感染例は計36例。死亡例は24例である。今年発病した貴州省、山西省の患者2人を除き、今までに10人の患者が完治している。

(翻訳編集・坂本)
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