神韻広島公演:大学教授・貞包氏「圧力に屈せず行動していく時が来た」

【大紀元日本2月16日】神韻広島公演は15日、熱い感動とともに、来年の再会を約して終了した。その昼の部を観覧した尚絅大学教授・貞包治夫氏と久美子夫人に、感想を聞いた。

「私がイメージしていた通りじゃないかと思いますね。良かったです。中国で今も続く人権迫害については、北京五輪のときにチベット族やウイグル族に対する迫害がありましたが、そのような迫害も含めて、日本の人にもっと広く伝えていくことが必要なんじゃないかと思いますね。ところが共産中国は、ちょっと怪しい人がいると見ただけで手荷物を検査したりします。海外の報道が入っていくとカメラを取り上げたりします。だけどそういう圧力に屈せず行動していく、そういう時が来ていると思いますね」(貞包教授)

「私はこれで神韻を見るのは3回目です。日本での初演からずっと見て参りましたが、年を追うごとに芸術レベルが上がってきているのを感じています。今日も本当に威風堂々とした男性の方の踊りが力強かったです。女性の方の踊りは、華麗で、綺麗で、という印象でした。今年も新たな感動を受けました。すばらしいものを見せていただいて、本当にありがとうございました」(久美子夫人)

「女性の舞踊で、モンゴルの箸を使った踊りが良かったです。昨年は、女性がお碗を頭に載せてバランスよく踊るものと、男性による箸の踊りがありましたね。今年も同じなのかなと思ったらそうでなくて、しかも一糸乱れず、すごく綺麗でした。また、現在の中国での迫害を描いた演目がありましたが、日本の多くの方に、この事実を知ってもらうためのいい機会になったと思います。この演目を通じて、一人でも多くの日本人が迫害の真相を知り、それに反対していくことが大切だと思います」(久美子夫人)

インタビューの最後に、ご夫妻から「来年は、広島とともに、九州でも神韻公演をおこなってください」という強いリクエストがあった。

※神韻芸術団は広島公演に続いて、18日に大阪で公演を行う。詳しくは日本公演公式HPをご覧ください。

(記者・牧)
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