【大紀元日本3月2日】観梅シーズンがやって来た。岡山県下の梅園や寺社でも梅の花がほころび、香り漂うようになり、祭りなど多彩な催しが開かれている。そんな中、岡山市南東部にある神崎梅園の梅祭りを訪ねました。
神崎梅園は岡山市の東部を流れる吉井川の河口付近の小高い丘の上にあり、児島湾が望め、梅林の足下では菜の花や水仙が彩りを添えている。うららかな晴天となった3月1日、園内の500本の紅梅、白梅、しだれ梅などが満開となり、春色に染まった園内では和太鼓の演奏、ヨモギ餅の実演即売、梅製品や地元の野菜などが販売され、家族連れやカップルなどおよそ1万人が瀬戸内の春を満喫していた。
赤い毛せんを敷いた縁台で甘酒を飲んでいた地元(旧太伯村)出身で、現在岡山市内に住んでいるというご夫人は、「50年ほど前ここはただの山だったが、町内の人皆で梅を植えてこんな立派な梅園になった。私もここに来ることを楽しみにしている」と話してくれた。
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