多難の中国共産党政権大閲兵
【大紀元日本3月31日】世界同時不況の中で中国共産党政権創立60周年の大閲兵が注目の焦点となって、専門家の批判を招いた。中国知名経済学者・蘇于軾氏は大閲兵を厳しく批判した、大閲兵は独裁者の好みにすぎなく、現代政治文明に反すると指摘した。
中国現代史学者・章立凡氏の話によると、現在中国では、至急に解決しなければいけない社会問題や歴史問題がたくさん残っている。今年のような政治敏感の年に、中国共産党の大閲兵の真意は疑われる。
中国共産党政権は、今年に今までになく大きな危機に直面している。「チベットへの流血鎮圧」の50周年、「天安門事件」大虐殺の20周年、「法輪功学習者への全面弾圧」10周年はすべて今年に集中している。中国共産党は今年で大閲兵を行う本当の目的は民族主義を利用して、人々の関心をそらすという見方が多いようである。
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