地下鉄工事現場にワニが出現=上海
【大紀元日本8月2日】7月28日朝5時ごろ、上海市楊浦区四平路東方デパート近くの地下鉄10号線の工事現場内に、体長およそ1・5mのワニがいるのを作業員が発見した。上海動物園の専門家の鑑定により、このワニは攻撃性の強いイリエワニだと判明した。
現地の報道によると、上海動物園動物部の謝春雨氏が、写真による鑑定で、このワニはイリエワニの子供であると断定されたと伝えた。上海市内の野生イリエワニはほぼ絶滅していることから、このイリエワニは外来品種ではないかと見ている。
謝氏によると現在、上海動物園、養殖場やレストランにもイリエワニはいるが、このワニがどこから来たのかはよく分からないという。
現在、このイリエワニは捕獲され、上海動物園内にいる。動物園側はワニに対し消毒隔離処理を行ったそうだ。イリエワニはオーストラリア汽水ワニとも呼ばれ、成長すると体長は6mから7mにもなり攻撃性が非常に高い。
中国では国家二級保護動物に属する。
(翻訳編集・坂本)
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