高市総理 世界島嶼国海洋会議で連携強調 進化した「FOIP」で持続可能な海洋実現へ

2026/06/03 更新: 2026/06/03

令和8年6月3日、都内において「世界島嶼国海洋会議」の開会式が開催され、陛下御臨席のもと、高市総理大臣が来賓として出席し祝辞を述べた。

挨拶する高市総理(出典:首相官邸ウェブサイト)

本会議は、6月3日から4日にかけて日本財団の主催、外務省とユネスコ政府間海洋学委員会の共催により行われるものであり、大洋州やカリブ海等の島嶼国の首脳や閣僚、国連機関の代表者等が参加している。開会式には約30か国から総勢300人以上が出席し、冒頭の笹川陽平日本財団名誉会長による主催者挨拶、陛下のおことばに続いて高市総理が登壇した。また、共同議長を務めるウィップス・パラオ大統領やホーコン・ノルウェー王太子殿下も挨拶を行った。

高市総理は祝辞において、日本を含む世界の島嶼国のリーダーが一堂に会し、海洋の保全や持続可能な利用、気候変動による海面上昇や異常気象といった共通の課題について議論する有意義な機会であるとして、関係者の尽力に感謝の意を表した。その上で、日本は四方を海に囲まれた島国として、長年にわたり海洋分野における国際協力や気候変動対策に強くコミットしてきた姿勢を強調した。

さらに、海における法の支配を一貫して重視している点に触れ、先月発表された進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」のもとで、地域の国々の「自律性」と「強靱性」を強化するために共に取り組んでいくと約束した。具体的な日本の取り組みとして、異常気象や海面上昇に苦しむ国・地域への支援や、海洋状況把握、海上法執行機関の強化に向けた協力を進めていく考えを示した。

記念撮影をする高市総理(出典:首相官邸ウェブサイト)

最後に総理は、様々な課題を解決し、法の支配に基づく持続可能な海洋を実現するためには、志を同じくする各国との連携が欠かせないと訴えた。そして、今回の会議が島嶼国の力を結集し、国際社会において新たな動きを作り出すきっかけとなることへの期待を述べて、挨拶を締めくくった。

大紀元日本の速報記者。東京を拠点に活動。主に社会面を担当。その他、政治・経済等幅広く執筆。
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