高市総理 拉致問題解決へ不退転の決意

2026/06/01 更新: 2026/06/01

「もうこれ以上時間をかけるわけにはいかない」――令和8年5月30日、都内で開かれた国民大集会において、高市早苗総理は力強く宣言した。2002年以降、一向に解決を見ない拉致問題に対し、被害者や家族の高齢化は限界を迎えている。認定の有無にかかわらず全被害者の即時一括帰国を目指し、「不退転の決意」で金正恩委員長との直接対話を含むあらゆる選択肢を追求する高市内閣。何としても自身の代で突破口を開くという、その確固たる覚悟と行動の現在地を追う。

挨拶する高市首相(出典:首相官邸ウェブサイト)

主権国家の責務と「不退転の決意」

高市総理は、2002年以降、拉致被害者の帰国にあまりにも長い時間がかかっており、被害者やその家族が高齢化し、亡くなる方も多くいる現状について、「これ以上の時間をかけるわけにはいかない」と強い危機感を表明した。その上で、認定の有無にかかわらず、拉致被害者に一刻も早く祖国の土を踏んでもらうことが主権国家の責務であり、自らに課せられた使命であると断言。「不退転の決意」をもって懸命に取り組む姿勢を強調した。

あらゆる選択肢を排除せず、自身の代で突破口を

北朝鮮に対する姿勢として、高市総理は日朝平壌宣言に基づき、互いに実りある関係を作るために「対話し、具体的に行動する用意がある」と明言した。金正恩委員長との首脳会談をはじめ、「あらゆる選択肢を排除せず、手段を選ばず、何としても私の代で突破口を開く」と強い覚悟を示し、日朝双方の未来の若者たちのために、金正恩委員長と共に勇気ある一歩を踏み出したいと直接的なメッセージを送った。現在は木原官房長官や拉致議連とも力を合わせ、行動を起こしている最中であるとしている。

挨拶する高市首相(出典:首相官邸ウェブサイト)

国際社会との緊密な連携

日本政府の主体的な行動を前提としながらも、国際社会との連携の重要性についても触れた。3月の日米首脳会談ではトランプ大統領から全面的な支持を得たほか、日韓首脳会談でも李大統領と取組の重要性について一致したと報告。さらに、国連事務総長や日本を訪れる全ての外国首脳に対して拉致問題への協力を求めており、国際社会における理解が確実に広がっているとの認識を示した。

国民の後押しと家族への思い

高市総理は、集会に先立って行われた家族との面会や、横田拓也さん、横田早紀江さん、曽我ひとみさんらの訴えを聞き、長年にわたる苦しみに改めて胸を締め付けられたと思いを吐露した。特に、脱臼による痛みを抱えながらも会場で訴えを行った横田早紀江さんら家族の並々ならぬ心労を思いやり、「家族を抱き締めることができるその日を、しっかりと健康にお待ちいただきたい」と切実に呼びかけた。

最後に総理は、「高市内閣で拉致問題を解決する」という決意を胸に日々邁進しており、僅かなチャンスも逃すことなく政府一体となって真摯に取り組んでいると述べた。そして、国民の一致団結した強い思いが政府への力強い後押しになるとして、国民に対してより一層の力添えを求めた。

大紀元日本の速報記者。東京を拠点に活動。主に社会面を担当。その他、政治・経済等幅広く執筆。
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