「終戦の詔書」
【大紀元日本8月16日】衆議院議員選挙が間近に迫る中、今年も8月15日を迎えた。
「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び」で有名な玉音放送から64年、日本をとりまく環境も当時からすっかり変わってしまった。世界の大国と交戦して疲弊した日本ではあったが、米国とソ連を除いて周囲に脅威となる国が無かった当時と比べ、現在では新たに覇権を求める中国や、核兵器開発を続行し、あからさまに日本に対して敵意を持った態度を表明している北朝鮮など、日本にとって脅威が増えている。終戦後に制定された日本国憲法が掲げる平和主義に対して不安を覚えて改憲を訴えたり、条文の解釈によって兵力の維持、増強を図ろうとする動きが出るのも理解できないことではない。
そこで、終戦記念日だからというわけではないが、ここで玉音放送、つまり「終戦の詔書」を読み返すことを提案したい。
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