<江沢民起訴案件>スペイン外務省:司法に干渉しない
【大紀元日本12月1日】法輪功への迫害のため、中国の江沢民前国家主席など前任と現任の中共高官がスペイン国家法廷で「ジェノサイド」(集団虐殺罪)と「拷問罪」で起訴されることについて、スペイン外務省アジア局では、11月27日、スペインは三権分立国家として、政府は司法の裁判に干渉しないと表明した。
スペイン外交省アジア局の報道官のマリア・サルセド氏(Maria Salcedo)は27日、本紙記者の取材に応じて、本案件は司法権限に関わる問題であり、スペイン政府外務省は、この司法起訴に対して意見はない、とコメントした。
スペインのアムネスティ・インターナショナル司法部門の責任者アリシア・モレノ氏(Alicia Moreno)は、本紙の取材に応え、この刑事訴訟事件において、アムネスティ・インターナショナルの人権報告が証拠の1つとして裁判官に提出されたことを指摘した。スペイン法務省は近年、国際法に基づき、反人道的な罪を裁く領域において、国際的に重要な刑事事件の追及に力を尽くしており、国際司法界の模範としての立場を樹立したと、モレノ氏は法務省を高く評価した。
関連記事
米IT大手メタ社が、巨額の広告収入を背景に、中国から配信される詐欺広告への対応を長期間にわたり目をつぶってきた実態が、ロイター通信が入手した内部資料で明らかになった。
トランプ氏の停戦発表をタイが否定、国境戦闘が激化。タイ空軍F16がカンボジアのカジノ施設と特殊詐欺拠点を連日攻撃、軍事拠点化された高層ビルを破壊。犯罪温床の利権構造が衝突の背景
ロシアの中国人向けビザ免除開始後、中産階級旅行者がモスクワで次々トラブル。SIM通信24時間制限、白タク高額、ホテル・航空券爆値上げ、決済不能、地図誤作動。インフラ老朽化でコストパフォーマンス崩壊。SNSで苦情殺到
香港の競馬場で、男が身を投げ出した。隠蔽されたと指摘される大規模火災、明かされない犠牲者数。その沈黙に耐えきれず、国際レースの場で声を上げた。
ベネズエラ反体制派のマチャド氏が、ノーベル平和賞をトランプ大統領に捧げた真意を語り、マドゥロ政権の終焉が近いとの見解を示した