「天国にいる母に感謝」 携帯が引き合わせた運命の二人

【大紀元日本12月21日】湖南省岳陽市平江県に住むロウさん(28)夫婦は今、赤ちゃんの誕生を迎えようとしている。「ウチはとても幸せだ。天国にいる母に感謝しなければならない。母が、携帯電話で私たち夫婦のを繋いでくれた」とロウさんは嬉しそうに話す。

三湘都市報によると、ロウさんは以前、故郷を離れて働いていた時に、病弱な母親のために携帯電話を買ってあげた。しばらくして母親は癌で亡くなったが、夜になると思いが募り、ロウさんは母親の携帯によく電話をかけていた。何度かけても「現在、使われていません」というメッセージが流れるだけだったが、それでも三カ月間、毎日電話をかけ続けた。

昨年12月、ロウさんがいつも通り亡くなった母親の携帯に電話をかけると、母親が好きだった曲の呼び出し音が流れた。驚いたロウさんが思わず電話を切ろうとすると、向こうから女性の声が。「どちら様?」 ロウさんがおどおどしながら自己紹介すると、女性は笑った。ロウさんが電話をかけた理由を話すと、なんと女性も最近父親を亡くしたばかりだという。二人は親近感を覚え、その後連絡を取り合うようになった。

そして今年7月、二人は晴れて結婚した。ロウさんの母親が生前望んでいたことは、ロウさんの幸せな結婚だった。

母親の携帯で結ばれた二人。ロウさんは不思議な縁を感じている。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。