<新型インフル>北京市公安局の警官死亡、当局が情報封鎖か

【大紀元日本12月26日】中国で、新型インフルエンザは依然として猛威を振るっているが、当局による情報封鎖も続いている。北京から寄せられた情報によると、18日、北京市中心部の宣武区公安局に勤める警官4人が新型インフルエンザに感染し、わずか2日後に急死している。患者が入院中、警察が病院に張り付き、面会は全面禁止。患者の死亡については、外部へ漏れないよう徹底されたという。

宣武区に詳しい別の情報筋の話では、宣武区病院は新型インフルエンザ対応と指定されている病院で、先週1週間、公安局の車両が同病院に張り付き、病院への出入りを監視していたという。記者が同公安局に電話をかけたが、回答は得られなかった。

また、北京在住の情報提供者によると、北京市の病院で新型インフルエンザの検査が行われるのは40度以上の高熱が続いた患者のみ。その他の発熱患者は検査を受けられず、自宅で療養するよう勧められている。病院関係者からの情報によると、新型インフルエンザに対するこのような措置は、中国衛生部からの指導であるという。感染者数の拡大により、社会不安が広がることを懸念したためとの見方もある。

政府系報道機関の報道によると、現時点までに北京市では新型インフルエンザの感染者は1万人を超え、死亡者数は60人に達した。しかし、一部の海外メディアはその数字の信憑性を疑問視している。

(記者・方暁、翻訳編集・叶子)
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