西洋育ちのダンサー「中国文化がすごく好きになりました」

【大紀元日本3月6日】ダンサーの松林らんぜさんが5日、東京五反田の「ゆうぽうとホール」で行われている神韻芸術団の東京公演を鑑賞に訪れた。小さい時からスコットランドで育ち、西洋文化を熟知する松林さんは「神韻公演で中国文化がすごく好きになりました」と感想を述べた。

「バレエよりも体が柔らかい」

「私はダンサーですけど、バレエよりも体が柔らかく、ジャンプがもっとすごいのを見て驚きました」。ダンサーの目で高く神韻を評価した松林さんに印象に残った演目についても聞いた。

「私が好きなのは2つあって、1つは長い袖で踊る『袖の舞』、もう1つは『武松の虎退治』。非常に体が柔らかく、私もダンサーですけど、とてもできない。あとはチベット舞踊、it’s the beat(リズムが最高!)。苗族の舞、so pretty(きれいすぎる!)」

英語圏で育った松林さんは思わず英語で自分の感動を表した。

舞台衣装についても、「衣装も不思議だった。よく中国の映画に長い袖が出てきますが、昔あれで生活していたのですか?衣装がカラフルですね」とステージの余韻に浸かっている松林さんは目をキラキラと輝かせながら話してくれた。

「真の中国文化に触れられてよかった」

西洋文化圏で育った松林さんは中国文化に触れた感動についても話してくれた。

「元々中国については漢民族のイメージが強かったが、今回はいろいろな民族の舞踊が見られてラッキーです。日本では中国政府が決めたものしか伝わって来ないので、真の中国文化に触れられてよかったです。中国文化がすごく好きになりました」

また、舞踊や歌で表現したストーリーについて、「苦しみの中からも志を目指すことは、私も見習いたいと思いました。男性の苦しくても志を高くという歌、『世の人々へ告げる』は心に染みました」と内容にも深く感銘を覚えた松林さんは最後に、「来年も見たいですね」との言葉を残して会場を後にした。

(張YH)
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