在日台湾画家「魂が震撼させられるステージ」

【大紀元日本3月7日】著名な在日台湾画家の池依依(チ・イーイー)さんが6日夜、五反田の「ゆうぽうとホール」で開催中の神韻芸術団東京公演に訪れた。昨年に続く2度目の神韻鑑賞に、池さんは日本で旅行中のお姉さんも連れてきて、昨年の感動をお姉さんと分かち合った。

「私は今回は2回目の神韻舞台です。少し眠ってしまっていた魂が再び呼び起こされ、震撼させられた感じです」。ステージ鑑賞後の感動をこう表現した池さんは、さらに昨年との印象の違いについて話してくれた。

「去年は美の精髄、美の極致を見た感動でしたが、今年は魂までも揺さぶられた感動です。人間の魂は本来、美しいものであるはずだったのですが、その貴重な美しさを忘れて生活している人がほとんどです。この舞台は、魂の本来あるべき姿を呼び起こしてくれるステージです。すばらしい、本当にすばらしいです」と美を追求する画家が、表面美の感動から内包美の感動への、昨年との心境の変化を話した。

今回の公演に池さんに同行したお姉さんは、台湾でプロの舞台監督を勤めていた。「感激です。心が打たれました。日本に来る前に神韻芸術団台湾公演の広告も見たことがありました。台湾に戻ってもまた見たいです。すてきな舞台です。ダンサーの踊りは本当にすばらしいです」とステージの余韻に浸かりながら語った。

中国舞踊のステージを鑑賞した経験のあるお姉さんはさらに、「今日のステージはほかのステージとは明らかに違います。すべての演目に豊かな内容が含まれ、心の底から感動を覚えました。こんなすばらしいステージを見せてくれた神韻芸術団に感謝と尊敬の意を表したいです」と感慨深げだった。

最後に「こんな美しい舞台は、大人だけでなく子供にも見せるべきです。台湾に帰ったら、子供たちにもチケット買って、見に行かせるつもりです」と話し、池家の神韻鑑賞はこれからも続きそうだ。

池依依さんは日本でかつて、国際芸術文化栄誉勲章、外務大臣賞を受賞したことがあり、スペインの国立ブラト美術館の「美術評論家品評委員会 」が公布したゴールド賞も受賞した。世界文化遺産の日光東照宮の「絵馬」の画家も勤めている。

※神韻芸術団は今日お昼に、東京での最終公演を行った後、9日に横浜、12日に広島、15日に福岡、17日に西宮で公演を行う予定になっている。

くわしいスケジュールと公演情報は、日本公演サイトまで。

(記者・呉麗麗、翻訳編集・張YH)
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