ダライ・ラマ14世「共産党の政策はチベット仏教を滅亡に導く」
【大紀元日本3月13日】3月10日は、チベット蜂起の記念日だ。51年前のこの蜂起が、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(74)のインド亡命に発展した。
10日、亡命政府のあるダラムサラで亡命51年の記念式典が行われた。ダライ・ラマは約5000人を前に「中国政府によるチベット民衆への弾圧は長期に渡るものであり、計画的な行動。その目的はチベット仏教を根絶することにある」と演説し、チベット問題は中国の民族問題ではなく、中国共産党の政策問題だと強調した。
現在、チベットの首都ラサ市内では緊張感が高まっている。ラサ住民の李さんの話によると、二年前ラサで起きた抗議デモが共産党当局によって武装弾圧されて以来、市内の警備が厳しくなっている。最近、パトロールする警察の数が明らかに増えたという。
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