地震救済の僧侶を追払う 安定維持部隊が集結、チベット人の監視強化
【大紀元日本4月24日】中国青海省玉樹県で起きた大地震から7日目の20日、被災区は大雪に見舞われた。この日、チベット僧による犠牲者への祈祷と救済活動が引き続き行われていたが、政府に被災地から退去するよう命じられた。現地住民からの情報によると、大量の安定維持部隊が玉樹県に集結、チベット人の監視を強化しているという。近日中に、更に多くの部隊が被災区に集められるようだと伝えている。
玉樹県結古鎮の羅松(ロォソン)僧侶は20日、およそ4万人の僧侶が周辺の地区から救助活動のために被災区に集結していると伝えた。一方、政府は彼らに対して23日にまでに被災区を離れるよう指示している。しかし、多くの僧侶たちは救助活動を止めることを望んでいない。
「別の地区から来ている全ての僧侶は現地から退去させ、救助に参加させないという政府の通達があった。一部の僧侶は明日にも帰される」と羅松僧侶は話す。
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