【大紀元日本4月25日】青海大地震から9日、薬不足や寒さにより健康を害する被災者の数が増えている。一方、中国当局は「救援のピークは過ぎた」と宣言し、政府職員らが被災区からの撤退を始めている。22日早朝から結古鎮では雪が降り始め、多くの被災者たちが防寒の問題に直面している。
玉樹チベット族自治州気象局によると、雪は22日午前5時から降り始め、3時間後には3センチの積雪が観測された。雪は24日まで降り、25日にみぞれとなる模様。
また、結古鎮では今後、強風により気温はマイナス4℃からマイナス5℃と、地震発生後、最低の気温になると予想されている。救援テントがないため、街頭に布団を並べて野宿している被災者たちは、今後さらに厳しい寒さに見舞われるとみられる。
(翻訳編集・坂本)
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