中国富裕層、済州島で不動産大量購入 永住権取得のためか
【大紀元日本5月15日】中国の富裕層が、ゴールデンウィークに韓国の済州島で土地と住宅を買いあさったことが、中国の国内メディアで大きく報じられた。
報道によると、ゴールデンウィークの間に、150名あまりの観光客がチャーター機で済州島入りし、「新華社」の記者も同行。滞在期間中に総額1・8億人民元(約25億円)の不動産物件(58件)を購入したという。物件の坪当たりの平均価格は約6・1万元(約90万円)。
今年2月から韓国では「不動産投資移民制度」が実施され、済州島に50万ドル以上投資する外国人に居住資格を与え、さらに5年以上韓国に滞在すれば、永住権を与えられる。同制度の導入以来、中国人が済州島の不動産に注目しはじめた。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。