大都会のホワイトカラー、Uターン転職ブーム ストレス・住宅・汚染が主因=中国
【大紀元日本5月17日】住宅の高騰、物価の上昇、仕事のプレッシャー、環境汚染。多くの問題を抱える中国都市部では、ホワイトカラーの都会離れが増えている。7千人以上のホワイトカラーを対象に行われた調査で、8割が大都市から離れ、「偽りの幸福」に別れを告げようと考えていることが分かった。
中国紙「毎日新報」によると、過去3年の卒業生の就業所在地および移動状況のデータに対する分析によると、高卒が最初に仕事に着く場所は大都市に集中し、卒業後3年経っても、基本的にこれらの都市に勤務している。しかし今春から、中国の多くの大都市ではホワイトカラーのUターン転職がブームになっているという。
就職組が卒業後に大都市を選ぶ理由として、他の都市に比べて就職のチャンスが多いことが挙げられる。しかし、専門家によると、高卒組が初めての就職を大都市で希望することが競争の激化を生み出し、就職のチャンスを大幅に低下させているという。
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