<今日は何の日?>5月17日 ルネサンス期の伊画家 ボッティチェリ没後5百年
【大紀元日本5月17日】「春(プリマヴェーラ)」や「ビーナスの誕生」で知られるルネサンス期のイタリア人画家、サンドロ・ボッティチェリ(Sandro Botticelli、1445-1510)が亡くなって5百年になる。イタリアの美術学校では、彼の作品について改めて講義を受けているはずである。
ルネサンス初期の傑作「春」は、15世紀に描かれた絵画の中で最も解釈が難しい作品とされている。たとえばこの絵画には政治的な意味が込められており、描かれている神々はイタリアの都市を擬人化している、中央に描かれた3人の女神(三美神)の絵は特に有名で、一般の美術の教科書には必ずといって良いほど載せられている絵である。
皮なめし職人の子供として生まれたボッティチェリは、工房で働いていたころに絵画の才能を見出され、当時の権力者メディチ家から高く評価され画家として活躍した。ボッティチェッリの名は、実は本名ではなく「小さな樽」という意味のあだ名である、兄が太っていたことからついた。本名はアレッサンドロ・ディ・マリアーノ・フィリペーピ (Alessandro di Mariano Filipepi) という。晩年は親友であり最大のパトロンであった富豪ロレンツォを失ったこともあり、世俗から離れ生まれ故郷のフィレンツェで静かに過ごしたという。
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