チベット族被災者が抗議 戸籍制度で地震の救済得られず=中国青海省
【大紀元日本5月26日】先月起きた青海大地震の救済金受給資格を求め、青海省玉樹県のチベット族住民約200人が先日、現地政府の前で抗議した。チベット族住民には正式な玉樹の戸籍がないため、4月14日の震災から現在に至るまで、政府の救済金を全く受けることができない状態にある。
香港紙「南華早報」の5月23日付けの報道によると、2時間の抗議の後、政府幹部が抗議者代表と会見。抗議者らの訴えを承諾し、平穏に終了した。
ある抗議者は、政府が再び彼らの要求を無視するならば、再度抗議を行うと語っていた。
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